「ChatGPTで宿題を済ませる時代」ってどうなの?
SNSや教育現場でも話題になっている「ChatGPTで宿題をやった」というニュースがありました。
質問を入力するだけで答えが返ってくるこのAIツールに、
「子どもたちが自分で考えなくなってしまうのでは?」と心配する声も少なくありません。
一方で、文部科学省は2024年度からの「教育の情報化推進計画」の中で、
生成AIの活用を“学びのツール”として前向きに取り入れる姿勢も見せています。
つまり、「AIが悪い」のではなく、“どう付き合うか”が問われている時代に私たちは入っているのです。
ChatGPTは“答えを出すツール”ではなく“問いを深めるツール”
たしかに、ChatGPTに「縄文時代について教えて」と聞けば、
百科事典のような解説が一瞬で表示されます。
でもそれだけで学びが終わるのかというと、実は逆。
「いくつかの意見があるけど、どれが正しいの?」
「AIの答えと自分の考え、どこが違うんだろう?」
そんな“比較”や“探究”のプロセスが、学びの質をぐっと深めてくれます。
つまり、AIがあるからこそ、
「自分はどう考えるか」を持つ力=主体的に学ぶ力が、いっそう重要になっているんです。
ミライクリエイタースクールに見る“AI時代の学び方”
【ミライクリエイタースクール】は、まさにこの“考える力”にフォーカスした学びの場。
教育版マインクラフトや3Dプリンタ、V-codeなどを使って、
子どもたちが「自分で考えたアイデア」を“カタチにしていく”体験をしています。
たとえば──
• マイクラで街を設計し、友だちと話し合いながら形を変える
• AIでは思いつかないようなユニークなアイデアを発表する
• 作ったものを3Dプリンタで“実際に触れる”形にしてみる
こうした「自分で動く・創る・伝える」経験が、AIだけでは育てられない
”非認知能力(創造性・共感力・レジリエンスなど)” を引き出していきます。
大事なのは「AIに何を聞くか」より「自分がどう考えるか」
ChatGPTは、とても便利なツール。
けれど、それをどう使うかは、やっぱり“人間の力”にかかっています。
大人だって、ネットの情報だけを鵜呑みにしてはいけないように、
子どもたちにも、「情報を使いこなす目」を持ってほしい。
そのためには、AIに頼る前に、“自分で考える力”を育てることが先なんです。
ミライクリエイタースクールでは、そうした“考える習慣”を
遊びながら・手を動かしながら、自然と身につけていける仕掛けがたくさん詰まっています。
子どもたちの成長を、どう支えていくか
今、学校でも地域でも「生成AIをどう活用するか」という議論が始まっています。
でも、その前に必要なのは「子どもたちが、自分の言葉で考える力を持てているか?」という視点。
AIを活用するからこそ、人と人が関わる教育の価値が際立ちます。
地域の中で、家庭や学校ではできない“リアルな体験”を提供すること。
それが、未来を生きる子どもたちにとっての一番の学びになると、私たちは信じています。
📝編集後記
AIが進化しても、なくならないもの──
それは、“人と人が向き合って生まれる学び”です。
子どもたちとコミュニケーションをとりながら「なぜ?」「やってみたい!」を大切に、
ミライクリエイタースクールでは、AI時代にも負けない「自分で考える力」を育てています。
📎現在、見学・体験会を受付中です!(※リンク)