スマホとともに育つ世代の“当たり前”
いまの子どもたちは、生まれたときからスマホがそばにある“デジタルネイティブ世代”。
お絵かきもゲームも動画視聴も、すべて指先ひとつ。調べものは音声入力。
便利でスピーディ。でも──
「考える前にAIが答えを出してしまう」
「友達と話すより画面を見る時間が長い」
そんな環境の中で、「リアルな体験って、子どもにとってどれくらい重要なんだろう?」という疑問も増えています。

デジタルの便利さと、リアルの価値
もちろん、デジタルは悪いわけじゃありません。
オンライン学習、創作アプリ、翻訳ツール…活用すれば、子どもたちの可能性は大きく広がります。
でも一方で、“リアルでしか得られないこと”が確かにあるのも事実。
たとえば──
• 木の匂いを感じながらの野外活動
• 思い通りにいかなくて悔しい、でも工夫してうまくいった“達成感”
• 誰かの「ありがとう」を直接聞く喜び
こういった感情の揺れや体験の質感こそが、子どもの心を育て、人と人とのつながりを感じる土台になります。
子どもたちに「感じて、考えて、動く」経験を
この春スタートした【ミライクリエイタースクール】では、
そんな“リアルな学び”を大切にしたプログラムを展開しています。
活動の一例👇
• 教育版マインクラフトで街を設計 → 3Dプリンタで本物の模型に
• 自分のアイデアを友達と共有しながらチームで創る“共創体験”
• 地元企業の現場を訪ね、社会と自分がつながる実感を得る
• 自然の中でのフィールドワークや工作で、手を動かして考える習慣づくり
ここでは、「こうすれば正解」という答えはありません。
それでも子どもたちは、自分の手でつくって、感じて、考えて、やり直して、
何度も“できた!”を積み重ねています。
体験の先にある“自分だけの答え”
ある子は、「マインクラフトってゲームだけだと思ってた。でも、これで仕事をしてる人がいるって知ってびっくりした」と言います。
ある子は、自分がデザインした建物が3Dプリンタで形になったときに、
「ぼくって、こんなこともできるんだ!」と誇らしそうな顔を見せました。
それはスマホの画面では得られない、心の動き。
正解を知るより、「自分の力で形にした」という体験が、子どもたちの未来を支えていくのです。
🧠 どう育てる?“未来を生きる力”
AIやスマホ、タブレットが当たり前になった時代だからこそ、
大人ができるのは「リアルな学びの場」を選び、支えること。
• うまくいかないこともある
• 誰かと協力しなければ進まない
• 自分のアイデアが、誰かの役に立つかもしれない
そんな“実感”の積み重ねが、
未来に向かって自分の足で立ち、動ける子どもを育てていくのだと思います。
📝 編集後記
情報は一瞬で届く。答えはすぐに出てくる。
でも、「体験すること」だけは、誰にも代わってもらえません。
スマホがあるからこそ、「手を動かす」「人と関わる」「やってみる」──
そんなリアルな時間を、子どもたちに贈りたい。
【ミライクリエイタースクール】では、
子どもたちが“自分で考えて、自分の未来をつくっていく力”を育てています。
📎体験会や見学はいつでもOK!|(※リンク)